社会人の私が簿記3級合格までにかかった勉強時間を解説

日商簿記2級・3級

簿記3級の勉強を始めたけどさっぱりわからない。

どれくらいの勉強時間で合格できるの?

リョータ
リョータ

それでしたら、簿記の知識ゼロから勉強して

日商簿記3級と2級を合格した私がお答えします。

社会人が簿記3級に合格するまでの時間と私自身の体験談を記事にまとめました。

簿記3級合格までの勉強時間は100〜150時間

簿記初学者が合格するまでの勉強時間は100〜150時間のようです。

簿記の教材を販売する会社や簿記の学習塾では大体この時間で書かれてます。

忙しい社会人でも1日1時間の勉強で3〜5ヶ月程度の勉強時間で合格できます。

体験談:私の簿記3級合格までの勉強時間は120時間(4ヶ月)

私はフルタイムで働く社会人です。

1日1時間ほど簿記の勉強をしていました。

簿記3級の勉強を始めてからこのペースで4ヶ月ほどで合格できました。

かかった時間はざっくり120時間です。

実際に世間で言われているとおりの勉強時間で合格できました。

簿記3級に100時間を使うほどの価値はあるのか?

これから勉強する方は最低100時間は勉強しないと合格できないと聞くと躊躇するかもしれません。

実際に勉強しようと思っても簿記は取っ付きづらいと思います。

私自身も新社会人の頃に簿記の教材を買って勉強せずに放置した経験があります。

勉強をする取っ掛かりを作るためにも

私が感じた簿記3級合格のメリットをピックアップします。

メリット1:簿記3級でも会社の役員以上には評価されている。

会社のレベルにもよりますが管理職でも簿記3級を持っていない人が多いです。

あなたが簿記3級を合格しても現在の上司には対して評価されないかもしれません。

しかしあなたが管理職になる場合は違います。

上司のさらに上の上司である役員の方は経営に直接関与しています。

そういう方々は簿記の重要性を知っています。

実際に私が勤めている会社でも役員が「管理職になるなら簿記3級程度の知識は欲しい」と言ってました。

あなたが新人なら周りを出し抜くチャンスです。すでに管理職であっても数字を管理する立場の方には簿記3級はプラスになります。

メリット2:数少ない平日に取れる優良資格

簿記3級はCBT試験というネット試験で受験できます。

そのためシフト制などの仕事で土日の資格試験を受けれない方でも簿記3級なら平日に受験ができます。

現在の土日が休めない仕事に不満があり、しかしその仕事のせいでに資格も取れずキャリアチェンジが難しいと悩んでいる方に簿記3級はオススメです。

もしあなたが20代の若者であれば簿記3級を取って、土日休みの経理職の仕事に転職しましょう。

もしあなたが30代であっても簿記2級もCBT試験で平日に受けることが可能です。

簿記2級まで取って、経理職へ転職をしましょう。

実は私自身も30代後半でシフト制の仕事で働いています。

簿記2級の資格までは合格し、土日休みの経理職の仕事を探しています。

もし成功したらそこまでのロードマップも記事にします。

2024年3月追記 経理へ転職することができました。

詳しくはこちらの記事をご覧ください

逆に簿記3級を取っても効果が無かったこと

逆に簿記3級を取っても効果が感じられないものもありました。

効果なし:株式投資

簿記ができれば株式投資の役に立つのでは?と勉強する前はそう考えていました。

しかし株式投資に簿記3級はほぼ役に立ちませんでした。

理由は簿記3級では経営分析のようなことはやりません。

簿記3級では仕訳がメインです。

株式投資には、ほとんど役に立ちませんでした。

ちなみに簿記2級も株式投資には役に立つかは微妙です。

営業利益や経常利益などの言葉と意味は覚えられますが、投資に役立たせるには応用力が必要だと思います。

効果なし:経理以外の仕事

私は販売員の仕事をしています。

残念ながら簿記の知識は全く使いません。

やはり簿記=経理です。

経営に近い仕事でないと簿記の知識を活かすのは難しいと思います。

ただし簿記3級が会計を学ぶ最初の一歩です。

もし簿記3級を取って、楽しさや充実感を感じたら経理職を検討してもいいと思います。

以上です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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